日本はスキだらけ?

『週刊SPA!』11/22発売号の特集で気になる記事がありました。

「外国人が、日本の健康保険を使ってC型肝炎治療を安価に受けている」

…との内容です。

 

日本のC型肝炎の治療には、ほぼ完治するとされている「ハーボニー」が使用されます。

 

投薬期間は12週間。

 

つまり、治療のために外国人が12週間、日本に滞在しなければなりません。

これは外国人のとって大変に難しい問題です。

観光ビザでは12週間も滞在できないからです。

 

最近、労働力として移民を受け入れる事が話題となっていますが、そもそも日本は世界でも有数な外国人入国拒否国。

アジア系やアラブ系などの外国人には、観光ビザですら発行要件がキツイ国です。

 

円安だトカ、観光名所が多いだトカ、食事が旨いだトカの条件ダケではなく、観光ビザの要件を少し甘くした途端、外国人観光客がドッサリ増えたのがその証拠。

 

 

では、どの様にして12週間も?

 

実は、2015年4月から外国人による日本への投資を促進する名目で、4ヶ月もの間、日本に滞在できるビザが新設。

 

「経営・管理ビザ」が名称です。

 

取得の申請は、日本国内で会社が法的に成立していなくても、定款を提出すればOK。

「会社設立に向けて具体的に準備が進んでいる…」とすれば発行される事になってます。

日本の行政書士に依頼すれば、かなり簡単に入手できます。

 

2015年4月以前は「経営・管理ビザ」ではなく「投資・経営ビザ」との名称でした。

当時は、日本の金融機関に資本金となる500万円の払込をして、登記を行った後でなければ申請すらできませんでした。

また、取得を希望する外国人が代表取締役になる事が条件でした。

(発行初回の在留制限は1年で、原則1年毎に更新が必要)

 

ところが今では、なんともお手軽・簡単に4ヶ月間のビザが入手できちゃうのです。

 

これで治療期間の問題はクリア。

残るは健康保険の加入(取得)です。

 

こちらも 実は…。

 

留学ビザや就労ビザで日本に3か月以上合法的に在留する全ての外国人は、健康保険への加入が義務付けられており、「経営・管理ビザ」もこの義務の対象なのです。

つまり「経営・管理ビザ」さえ取得しちゃえば、健康保険の加入は楽勝~なのです。

 

 

さてさて、お話しはここからが重要。

 

国が定める「ハーボニー」の薬価は1日あたり5万5000円。

12週間てコトは、完治までは最低でも460万円以上かかりますよね。

 

ところが、ハーボニーは肝炎医療費助成制度の対象です。

ですから健康保険(国保・社保)加入者であれば、所得によって自己負担限度額が月額1万円もしくは月額2万円までに制限されているのです。

 

お得なのはコレだけではありません。
健康保険に加入者は、診察費用や検査費用なども日本人同様に本人3割負担。

健康保険料だって、前年に日本で収入が無い人ですから月額4,000円程度になるんです。

 

本来、外国人が病気治療のために来日する際は「医療滞在ビザ」で入国しなければなりません。

でも、「医療滞在ビザ」でC型肝炎の治療をすれば500万円以上が必要となるとか。。。

 

ちなみに、この手法(「経営・管理ビザ」入国で治療)が話題となっているのが隣国のC国らしいのです。

その国には、C型肝炎患者が約4,000万人も存在するとか。

 

今や国民医療費は40兆円を突破。

なのに日本人はお人好しだから、自国の領土を狙う国の人のC型肝炎治療に何百万円もプレセントしています。

 

 

最後に、当って欲しくない「お人好な日本」の2017年 個人的予想デス。

 

(1)豪腕プーチン氏によって、北方領土は巨額な経済支援とはアンバランスな名目ダケの2島返還。

(2)トランプ氏はTPPはやんない見通しなので、骨抜きにされた日米2国間のFTAが締結。農業も産業も大打撃。

(3)最近、擦り寄って来ている習近平氏にねだられてODA増額で延長。

 

しっかりしないと、日本はスキだらけなのです。