[はじめに]
本投稿は、某新聞記事を元に想像、妄想を付け足したものです。
予めご承知おきお読みください。
❏ 出会いは突然

2016年9月1日の毎日新聞によると、群馬県長野原町の地蔵川の河原で町内の無職の男性(63)が渓流釣りをしていたところ、突然現れたクマが立ち上がって飛びかかってきたとのこと。
無職男性63歳は、体長約190センチのツキノワグマだったと話しています。
さて、飛びかかられた方の無職男性63歳は1953年(昭和28年)生まれ。
第一次ベビーブーム直後に誕生。
昭和中期、高度成長期で日本が豊かになる時代でしたが、出世したくても諸先輩にポストを奪われ、ナカナカ課長になれなかった戦後の昭和生まれにしては珍しい苦労の多い世代です。
そして、身長は約170センチ。
❏ 実は腕に自信あり

日頃は静かな地蔵川の河原。
なんの巡り合わせか、ここで命をかけた勇者の戦いが始まりました。
約190センチのツキノワグマ VS 約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳
まずは突然現れたクマの攻撃です。
クマは、約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳の右半身、頭、腕、ふくらはぎに噛みつき、引っかいたのです、怪我は深くありませんが大きなダメージです。
もちろん約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳だってやられてばかりではありません。
反撃に打って出ます。
実はこの約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳。
普通の約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳ではありません。
空手高段者の約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳だったのです!
つまり、空手高段者約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳なのです。
腕に自信が有るうえに、怪我まで負わされたのですがら、このままオメオメと逃げ帰る事などできません。
空手高段者約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳は勇敢にも素手で戦い続けました。
❏ 考えるのではない 感じるのだ

縄張りにヒョッコリ現れた獲物を仕留めんとするクマ!
来年小学校に上がるかわいい孫娘のランドセルを買うまでは死ぬに死ねない空手高段者約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳。
両者、全力の戦いです。 コレまさに竜攘虎搏!
どれだけの時間、もみあいが続いたのでしょう?
ふとした瞬間、空手高段者約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳にチャンスが訪れました。
彼はクマの心にスキが出来たのを見逃さなかったのです!
その瞬間、空手高段者約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳の鋭い貫手がクマの目に!
この一撃を喰らって、クマは川の上流へと逃げ去ったのです。
そう勝ったのです。空手高段者得意技貫手約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳が。 戦いは終わったのです。
❏ 我 奇襲ニ断固応戦 敵ヲ一撃ニテ撃退セシメントス

その後、空手高段者得意技貫手約170センチ昭和中期誕生無職男性63歳は、自力で町内の病院に行き治療を受けました。
ところで、長野原町農林係の担当者は「町内でクマによるけが人はここ数年記憶にない」との事です。
では、空手高段者得意技貫手約170センチ昭和中期誕生自力通院無職男性63歳はナニと戦ったのでしょう?
ちなみに、ツキノワグマの体重は60~100キログラム前後。
体長は120~145センチ、大型でもせいぜい150センチくらいらしいです。
もし190センチのツキノワグマがいたなら、これは桁外れに大きい怪物。
さて、9月がスタート。もう少しすると紅葉の季節ですね。
腕に覚えが無い方は、野山を散策中クマとバッタリなんてコトのありません様、お気をつけください。