保護される、、、ケースは多い

私は、上海にオフィスと工場を構えて長らく中国とビジネスをしていたからでしょうか、中国関連の情報やニュースは今でも気になります。

 

先日、とある弁護士先生が中国での違法コピーや商標登録対策について書かれているWebページを拝見しました。

 

特許庁が今年3月に発表した2015年度の模倣被害調査報告書でも、日本企業が模倣被害を受けた国のトップは中国で64.1%(2014年度)。  との事です。

 

中国では知的財産権が保護されないと思いますよね。

この弁護士先生も「法的に適切な手続きをとれば、日本企業の知的財産権が保護されるケースは多い」とされておられました。

 

そうなんです。 「保護される」ではなく「保護されるケースは多い」なのです。

 

そんなルール曖昧な中国。

一時期のブームは去りましたが、現在でも13億人の市場などと言われ、中国相手にビジネスをお考えになる企業は沢山あります。

この弁護士先生は、そんな方々に特許や商標に関しての指南をされているのです。

 

ただ、商魂たくましい中国人。

彼らが「売れる!」と思ったら日本製であろうがフランス製であろうが模倣品がドンドン市場に出回ります。模倣されないのは中国製品くらいです。

 

模倣するパワーも半端ではありません。

模倣品工場が本物を造る工場規模をはるかに上回る なんて事も普通に有りますし、何事にもいい加減なクセに、売りさばく販売網ダケはキッチリ出来上がってたりもします。

だから、気がつけば模倣品だらけ。

 

最悪なのは、市場を席巻した模倣品の品質が劣悪である場合。(基本的には劣悪デス)

作った覚えの無い劣悪品のクレームが増加。ブランドイメージは粉々に破壊されます。

 

稀に、模倣品の品質が正規品と遜色ないほど高い場合、コレはコレで、ますます市場は模倣品に奪われ問題となります。

ですから「日本企業は模倣品を放置すべきではありません!」と弁護士先生は主張されています。

 

その通りだと思います。

 

私の場合、中国で製品を作って日本で販売していたのですが、模倣品が中国国内に少しづつ出回ったなぁ~と気がついた1年後、日本国内で中国系企業が模倣品の販売を始めるテナ 悲しい経験をしました。 

ですから模倣品は放置してはならないのです。

 

でも、法的な手続きを万全にしても、中国相手に望む効果は期待できるかどうか???

ですから、弁護士先生も「保護される」と断言されないワケです。きっと。

 

この様に考えれば抜本的な対策はひとつです。

それは・・・「中国とはビジネスをしない」コトだと思います。