神に救われた浅田くん

予期せぬ出来事 そのために労災を

米国のアイダホ州立大学で、化学の授業中に准教授が携帯していた半自動小銃が誤作動。足に被弾する事件が起きました。

 

同州では大学のキャンパス内であっても、見えない状態でなら銃を携帯することが許可されていました。

しかし驚いたでしょうね。本人も学生も。

 

この様に少し大きめな予期せぬ出来事って、まれに遭遇しますよね。

 

私が大学生だったトキ、すり鉢状になってる大講堂で授業中に予期せぬ驚くコトが起こりました。

 

原因は浅田クンです。

 

彼は一人住まい。

朝食を作るのが面倒なので、午前中はポテチなどのジャンクフードを食べて空腹をごまかす習慣がありました。

 

事件の前日、浅田くんは近所のスーパーで特売品を発見。

タップリサイズの袋に入った麦チョコです。迷わず購入。

 

彼は、翌日ソレを持参して学校に来たのですが、少し寝坊したため講義の前にジャンク的朝食をとる事が出来ませんでした。そこで、見つからないように、少しづつ食べながら講義を受けようと考えたのです。

 

講義が始まり、2分、3分。。。

講堂は、最初のざわめきが落ち着き、スピーカーからは教授の声。

 

そこで事件は起こりました。

 

ジャ、シャシャシャァーーーーーァ!

 

砂浜にうち寄せる波の音。

講堂の雰囲気は南国のトロピカルな雰囲気へと一変しました。

 

「ん?」 みんな、音の発生源を探しざわめきます。

 

この波の音の発信源は浅田くん。
麦チョコを ぶちまけちゃったのです。

 

浅田くん、着座してカバンからタップリサイズの麦チョコの袋をそっと取り出し、袋を開こうとした様です。

彼はハサミなどの危険物も持ち歩かない主義でしたから袋は手で開けます。

上部中央を両手で摘んで、左右に引っ張っりました。 一度目は固くて開かない。二度目も開かない。

そこで、力いっぱい左右に引っ張ったワケです。

 

すると上部だけが開放される予定だった袋は、長方形の1枚のビニールシートに変形。

 

ぶちまけた直後の瞬間の浅田くんを目撃した友人は、斜め上を見る様にアゴが上がり、やや前方で両手を広げた姿は、ままるで目の前で復活したキリストを称える弟子のヨハネの様だったと言います。 

3秒ほど静止してたらしいです。

 

中身の小粒たちは噴水の様に宙を舞、あるモノは隣席の人の頭部へ、あるモノは後方の人のペンケースの中へと放射線状に飛び散り、大多数は階段状になった講堂を下へ下へと転がり落ちたのです。

タップリサイズの特売品、、、。

 

「あぁ~、なに?」

 

教授の声がスピーカーから。

 

「ハイ」

 

浅田くんは、ビニールシートを片手に持ったまま 立ち上がりました。

 

「あぁぁぁ、名前は?」

 

「浅田といいます」

 

「あぁ、浅田くん、何やったの?」

 

「麦チョコが飛び散りました」

 

「あ、そう。 全部拾って食べなさい。」

 

神、いや、教授は浅田くんに朝食をとる許しを与えたのです。 (Shin)