『サポステ』って知ってますか?

皆さんは『サポステ』ってご存じですか?

 

国が就労支援を行う事業なのですが、正式名称は「地域若者サポートステーション」です。

 

でも最近「ちょっと違うんじゃないかぁ~?」って声が多くなっているんですね。

 

たとえば下記の例。(AERA 2014年8月25日号の一部を抜粋)

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20代前半の女性Aさん。

卒業時はリーマン・ショック後の就職氷河期だったでしたが、新卒で衛生関連企業に入社しました。

しかし、セクハラやパワハラを受けてしまい。最後には、緊張して言葉を発することすら、できなくなりってしまったのです。結局3ヶ月ほどで退職。

 

生活のためにも、次の仕事をと考えるたAさんは、新卒や既卒3年以内の人を対象にした「新卒応援ハローワーク」をたずねました。
しかし「何で3カ月で辞めたの?」「業界分析、足りないよねぇ」など、自身を否定される言葉が多く、次第に職業安定所へ行くことも怖くなったそうです。


そこでいろいろ調べた結果『サポステ』の存在を知りました。

 

『サポステ』とは、働くことに悩みを抱えている15~39歳までの若者を対象に、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への職場体験など、就労に向けた支援を行う。。。とされています。

 

そこでAさんは、早速『サポステ』に相談へ。

すると、『サポステ』受託団体の担当者から、「幼稚園時代、友人はどのくらいいましたか?」あるいは「いじめはありましたか?」といった成育歴や、精神科の通院歴などを詳細にたずねられたのです。

 

Aさんがうまく言葉が出なくなったのは、前の会社でのセクハラやパワハラが原因。
幼少期や少女期が、他の人と特別異なっていた事などありません。原因は明白なのです。


ところがなぜか、『サポステ』の受託団体の担当者は「いじめられた経験があり、成育歴に問題があるから、対人恐怖でひきこもり傾向がある」というストーリーに仕立て上げたいのです。


その後、担当者は「人間関係に慣れていきましょう」と言って、自治体が主催する「コミュニケーション人間関係講座」の受講を提案してきました。

 

勧められるがままに講座を受け、再び面談を受けると担当者は「何か変化はありましたか?」「講座に出ることによって、緊張なくなったよね?」などと聞いてきた。

 

Aさんは「私の意向はまったく聞いてもらえず、上から目線で詰問される。まるで就職という道を外れると、個人に問題があるかのようにされるのだ」と感じていました。
ところが担当者は『君たちのためにやってあげているんだよ』と上から目線が相変わらず。

 

最終的に『サポステ』受託団体の担当者が勧めたのはボランティアでした。

『サポステ』の運営団体が営む飲食店での手伝いです。


ところが、これがボランティアではなかった。

半年ほどで50万円から60万円かかる更生プログラムだったのです。

 

つまり、お金を払って働くと言う、鬼の様な更生プログラムだったのです。
『サポステ』の受託団体の担当者は、「働かせていただくんだから、報酬を受け取ろうとするほうが間違っている」と発言。


国の支援事業なのに、なぜお金を払って働かなければならないのでしょうか?

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巨額の予算を投じている『サポステ』の一部は機能をしていない様子です。

機能停止ならまだしも、不正の温床になっている可能性があると感じます。