残念だけど やっぱりね

海外からの人材

今朝のニュース。

フィリピン人介護職員、約30人を雇用している関西の介護会社の呆れた実態が報道されていました。

 

個人的な感想は「やっぱりね」です。

問題の内容は、、、

(1)誓約書

もともとこの会社「労働条件が厳しい」との苦情が出ていました。

宿直勤務を月間13回させた証拠もあったようです。

この様な状態ですから、会社側は労働者の事故や怪我、病気リスクを感じていたのだと思われます。

死亡しても会社の責任は問ない」とした誓約書にサインをさせていました。

 

(2)天引き
法令違反の積立金を毎月給与から天引き。お金は会社が管理していました。

採用の契約書や覚書によると、フィリピン人職員に貸し付けた日本への渡航費などの返済が焦げ付いた場合に備えての天引きだった様です。

これじゃ、「日本に行ったら虐待を受けた」との噂が広がります。

そして私が「やっぱりね」と思った理由・・・


--- ここから下 興味のある方はどうぞ --------

フィリピン人女性を介護人材を斡旋する機関。


それは、公益社団法人国際厚生事業団(JICWELS)です。
1社独占。

 

それを良いこと(?)に、JICWELSは、介護士を採用する施設から1人につき約16万円の「手数料」を徴収。

さらに、フィリピン人介護士本人には日本への渡航費やさまざまな費用を負担₍お金が無い場合は貸付₎させているにもかかわらず、人材を採用する施設にも渡航費を請求。


ですから、フィリピン人介護士を雇用した施設は、初期投資を労働者の仕事から取り戻そうとします。
ですから、低賃金労働や無茶な就業の強制がここで発生するのです。

 

 「やっぱりね」と思ったのは、この仕組みに覚えがあったからです。

実はコレ、外国人技能実習生の制度と一緒。

外国人技能実習生制度も1社独占。
公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)のシノギ、いや違った、利権、いや仕事です。

JITCOは、さらに仕組みを複雑にするため₍?₎配下に無数の「組合」と呼ばれるフロント企業、間違えました、組織を有しており、直接手をください様にしています。

ですから人材を採用する企業の窓口は、この「組合」となります。

 

技能実習生の制度は「日本で技能を学び、技術を自国に持ち帰って祖国の発展のために貢献する」ってコトで、日本のODAの一貫として実施されています。 表向きは。

 

裏側は、日本の産業界(主として建築や製造)に対して安価な労働力を供給しつつ、JITCOと組合がガッツリとピンハネする仕組になっています。

 

実習生を採用する企業は、人材の紹介料や人材の渡航費なども負担しています。
それだけではなく、JITCOに上納金、いや違った、賛助会員費(1年10万円~30万円)を支払わなければなりません。
さらに、毎月1名につき3万円前後のミカジメ料、いや管理費って名目の請求が届きます。

 

こんなコトだから企業は「元を取ろう」と無茶をするのです。

 

この状態はフィリピン人介護人材と同じなのです。「やっぱりね」なのです。