超高齢化社会となった日本。 建築の現場だけでなく、さまざまな産業において人手不足が発生しています。 政府は海外からの労働力流入の規制を緩和していますが、ここに新たな問題が潜んでいます。

外国人労働者 関連ニュース


2015.07.29


外国人労働者は強制労働の被害者になりやすい

[2015.07.29 Sankei biz より引用]


技能実習に来た外国人は日本の印象が悪くなると Sankei biz が報じています。


劣悪な生活環境や低賃金労働などが背景とみられ、調査した龍谷大のベトナム人留学生は「両国関係に深刻な影響を与えている」と指摘しています。


アンケートは平成26年10~11月。

ベトナム人実習生100人以上にメールなどで依頼し、38人から回答を得た結果とのことです。


97%(37人)が来日前の日本の印象を「とても良かった」または「まあまあ良かった」と回答しましたが、来日後のは「あまり良くない」が37%(14人)に上りました。


自由記述では「給料が安い」「単純作業ばかりで帰国後の就職に役立たない」など待遇や労働内容への意見の他、「自由がない」「狭い部屋に大人数で住まわされる」といった生活環境の不満もあった様です。


2015.07.29


手頃な価格の陰

[2015.07.29 ロイータより引用]



米国で「スバル」ブランド車の販売が急増しています。

成功の原動力となったのは4輪駆動のスポーツ用多目的車「フォレスター」。性能や手頃な価格が要因とのことです。


しかし、手頃な価格の陰には、日本で生産されるスバル車は、人件費が抑制される外国人労働者によって支えられているとロイターが指摘しています。


同社の系列サプライヤーなどで人手不足に直面している企業は、工場の作業員を確保するため、難民申請者やビザ切れ不法滞在者、アジアからの技能実習生など、移民労働者に頼らざるを得ない状況だとしています。


2015.07.28


外国人労働者は強制労働の被害者になりやすいとの指摘

[2015.07.28 時事通信より引用]



米国務省が、世界各国の人身売買の実態をまとめた年次報告書を公表したと時事通信が報じています。


日本については「強制労働や、子供を含む売春の人身取引の被害者が送られる国」と改めて明記。


4段階の格付けで、11年連続して上から2番目の評価に据え置かれてしまいました。


報告書は、東アジアや南米、東欧、ロシアなどからの女性の中に、偽装結婚などのために訪日し、売春を

強要される者がいると指摘。


また、政府が運営する技能実習制度で訪日した人も、強制労働の被害者になりやすい実態があると重ねて

強調されています。


2015.07.27


外国人の子どもにも教育の充実を

[2015.07.26 東京新聞より引用]



安倍政権は、外国人労働者の受け入れを拡大しようとしていますが、日本で暮らす外国人の子どもの教育環境が整わないでいると東京新聞が指摘しています。


現在、外国人は義務教育の対象外。

公立小中学校に通うことはできますが、日本語がうまく話せないなどの理由で、不登校になる子どもも多いといいます。



今後、外国人の子どもたちの教育についても、拡充することが求められるでしょう。


2015.07.22


海外IT人材1万人確保に動く日本

[2015.07.21 中央日報日本語版より引用]



海外(韓国)メディアの中央日報日本語版に、日本のIT技術者不足が記事にされています。


グローバル情報技術(IT)人材誘致競争が激しくなっているとして、日本がインドやベトナムなどアジアで大学を卒業したIT人材1万人を誘致することにしたと掲載。




「マイナンバー制度」導入と金融界システムのアップグレード、東京オリンピック(五輪)開催の準備などがその要因ではないかとしています。 (昨夜のNHKの内容をのままですが。。。)


確かに1年以上前から、当機構でもベトナム人IT技術者獲得ノウハウ提供を求める依頼が増加しています。 今後も長期的に優秀で若い技術者ニーズが高まるでしょう。


この様な状況なのですが、東京と大阪の企業ではご相談いただく際の温度差、特に「人材に対する意識」の差を強烈に感じます。


たとえば。。。


東京はベトナム人技術者獲得に、同じ技術を持つ日本人と同等の人件費を設定する考えがほとんどです。

さらに、彼らが居住する寮は企業が準備し、家賃も半額以上を企業が負担します。


対照的に大阪は、外国人なので最低賃金+50円前後(時給換算)と、かなり低い人件費を設定します。

寮は企業が準備しますが、家賃負担上限を2~3万円(1/3程度)とします。

日本語についても、東京はカタコトでもOKなのに対して、大阪は日本語2級レベルを要求。


でも日本語2級は、ちょっとした通訳レベル。(日本人が受験しても通らない事があります)

なのに最低賃金+50円前後で人材を確保しようとされるのです。

もちろん、優秀な人材はエントリーしませんし、平均的な技術者であっても反応しません。

大阪の企業がこの差に気がつくためには、おそらくあと3年は必要でしょう。


でも時間とは残酷なものです。

3年も経てば、大阪は東京に3年分遅れて走る事になるのです。

いえ、走れておればまだ良いのです。ひょっとすると壊滅状態になる可能性を感じます。


システム開発などの発注は東京に集中しており、その下請けとなっている大阪や地方。

ですから、外国人労働者を孫請けとして認識してしまうのです。


経済だけでなく企業意識も西高東低ならず西低東高。 

東京と地方の格差はますます広がるばかりです。


2015.07.17


中国人のブローカーが逮捕 

[2015.07.17 TBSnews-iより引用]



外国人が日本で働くには、技能実習生として入国するか就労できるビザを取得して入国するしか方法はありません。

(後者の配偶者や日本人と結婚した場合を除いて)


就労できるビザで入国する場合、企業が来日する外国人本人と雇用契約を行います。

そして、その企業が日本への入国手続きを行う手順となります。これを「招聘(しょうへい)」と言います。


招聘を行う場合、雇用契約をした本人の学歴や職歴が入国管理局で審査されます。

また、招聘する企業の資本金や納税状態、人材の必要性なども審査されます。


一見難しい様ですが、きちんと条件が満たされておれば、公平にどの企業でも招聘のための手続きは出来る様に法律は定めています。


これを悪用した容疑で中国人のブローカーが逮捕されたとTBSnews-iが報道していました。


犯人は、日本国内で実態の無い会社を登記し、その会社が招聘する手口で複数の中国人に在留資格を取得させていたとのことです。

また驚く事に、犯人は100を超える企業登記に関与していた様で、警察では余罪を追求しています。


個人的にですが、これは氷山の一角だと思います。

なぜなら、技能実習生や就労可能なビザでは労働が認められていない場所(業種)でも、中国人が激しく増加していると感じるからです。


2015.07.16


愛媛県 外国人技能実習生の失踪防止 情報交換 

[2015.07.16 日テレNEWS24より引用]



このサイトで繰り返しお知らせしておりますが、外国人実習生の失踪が無くなりません。


愛媛県でも、今年5月に伯方町の縫製工場で中国人が不法就労しており逮捕されました。

この中国人は、他の県で技能実習生として働いていた経歴が確認されています。



この様な状況に、愛媛県の対策協議会で失踪防止についての情報交換が行われたと、日テレNEWS24が報じています。


失踪する実習生の一部は、日本入国の手段として実習生制度を悪用しています。


ですから、彼らを雇用する場合、リスクが伴う事と企業側は知っておくべきなのです。

また、失踪した際には、速やかに対策を行う必要があります。


実習生の失踪が発覚した場合。

速やかに警察、入国管理局、に連絡をします。

さらに実習生を紹介した機関も連絡をし、それぞれの指示に従って手続をしなければなりません。


理由は、実習生を雇用する企業の代表者や人事担当者は、彼らの身元保証人になっているからです。


たとえば。。。

失踪した人が、暴行などの罪を犯したら。

盗んだ自動車で人身事故を起こしたら。

身元を保証する人が「ごめんなさい」では済まされない事態になるのです。


2015.07.14


外国人技能実習生 労災とまらず千人超 

[2015.07.13 朝日新聞DIGITALより引用]



「ブラック求人」を野放しにするなとして労働相談を受ける団体関係者らが、厚生労働省に、監視や取り締まりを強化するよう申し入れをしたと朝日新聞DIGITALが伝えています。


これは、ハローワークの求人についての指摘ですが、民間の職業斡旋や求人誌にも事態は波及すると思います。


2015.07.09


家事や医療での外国人登用広げる改正案成立 

[2015.07.08 毎日新聞より引用]


毎日新聞によりますと、参院本会議で国家戦略特区法改正案が可決、成立したとの事です。


その中に、家事労働や医療現場での外国人登用を広げる内容がありました。


家事労働は、国の認定を受けた事業者が炊事や掃除、洗濯などを代行する従業員として外国人を雇えるようになります。


外国人医師は、大学病院などの勤務に限られていましたが、日本人指導医の確保を条件に小さな診療所にも拡大する様です。