ベトナムを中心としたASEAN諸国の情報、外国人労働者(技術ビザなどで入国・技能実習生として入国)の話題まで、政府をはじめ法務省、外務省、厚生労働省、経済産業省、その他関連の省庁やメディアが公開した情報を引用して掲載します。 

2015年04月のベトナム・ASEAN関連、外国人労働者関連ニュース


2015.04.27


ニトリ ベトナムに新工場

[2015.04.24 日本経済新聞より引用]


家具専門チェーン国内最大手のニトリホールディングスは、2017年度にもベトナムに家具工場を新設する。

組み立てだけでなく部材生産も手掛けてコストを抑え、日本国内の店舗などに供給する。

円安で輸入コストは上がっているが、生産の多くを人手に頼る家具は海外生産による人件費メリットが大きい。

低価格販売を維持し、高水準の出店を維持するためにも海外生産を広げる。



[コメント]

ASEAN諸国は、急ピッチでインフラ整備を行いビジネスに向けた環境整備に取り組んでいます。

したがって、生産拠点を中国からベトナムなどへにシフトする日本企業も増加していますが、一定の生産量を越えなければ、品質の維持された材料確保や、バリューな運搬コストを得る事が出来ません。

まだまだ、不十分な点は多いですが、今頃から進出しておく事が、将来の財産になると思います。

(ヤマユウ)


2015.04.23


ベトナム家電量販 6,000億円市場に 

[2015.04.23 日本経済新聞より引用]


ベトナムで大型の家電量販店が相次いで開業している。

地場の量販店に加え、不動産最大手のビングループなど異業種からも参入。タイや日本など海外からの進出も目立つ。



[コメント]

経済成長が加速するベトナムでは中間富裕層が増加しています。

その一方で、家電普及率は低いとしたのが特徴だったのですが、昨年後半から家電の市場が開花したと言われています。
(ヤマユウ)


2015.04.23


来日外国人犯罪 2年ぶり減少

[2015.04.23 日本経済新聞より引用]


昨年1年間に全国の警察が摘発した来日外国人(永住者らを除く)による犯罪は15,215件で前年と比べて1.3%と2年ぶりに減ったが、摘発者数は8.1%増の10,689人と、2年連続で増加。



[コメント]

摘発した外国人の国籍は中国が4,382人で約3割、次いでベトナムの1,548人、フィリピンの803人だった。

ベトナム人は、前年から4割近く増加。その多くは万引きでした。

(ヤマユウ)


2015.04.15


ベトナム~福島 チャーター便運行

[2015.04.14 福島民報より引用]


ベトナム航空は開催中の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に合わせ、4月から6月、ベトナムと福島空港を結ぶチャーター便を5往復運航する。


約630人の観光客が本県を訪れ、福島市の花見山や果樹園などを巡る予定だ。



[コメント]

平成25年11月、26年の5月と11月の計3回、ベトナムから福島空港にチャーター便が到着していますいずれも満席になっており、今では口コミで素晴らしさが伝わっており、旅行会社がツアーの参加者を募ると、すぐに完売となるほど人気が高まっているとの事です。


ちなみに、写真はベトナム航空最年少(25歳)パイロットのグエン・キム・チャウさん
(ヤマユウ)


2015.04.13


外国人経営者 今月から在留要件緩和

[2015.04.13 時事ドットコムより引用]


改正入管難民法の施行により、4月から日本企業の経営や管理に携わる外国人が在留資格を得やすくなった。

起業を目指す外国人の短期在留の要件も緩和される。


3月までの在留資格「投資・経営」は、自ら会社を経営するか、外資系企業で経営や管理業務を担う外国人にしか認められなかったが、4月からは名称を「経営・管理」に変更。

日本企業で経営などに携わる外国人の在留も認めることにした。


改正入管難民法の施行規則では、法人登記がなくても、会社の定款や事業計画書などの書類を提出して審査にパスすれば、「経営・管理」の資格が4カ月間付与される。

この間に法人登記すれば、さらに長期の在留資格を得られる。



[コメント]

入国管理局におかれては、このビザ(在留資格)が悪用されるケースの無いように厳正なる審査や運用をお願いしたいと思います。
海外からの資金が日本に入ってくる事は歓迎。しかし、結果として外国人が日本で稼いだお金をドンドン海外に流出させれば本末転倒。


したがって、金融関係の方々は海外への送金のチェックを厳重に。

税務署は、きちんとした納税をさせるための工夫を忘れずにお願いしたいと思います。(ヤマユウ)


2015.04.13


外国人留学生 採用ニーズ高まり大阪で合同企業説明会

[2015.04.12 毎日新聞より引用]


海外事業の拡大や外国人観光客増を受け、外国人留学生の採用ニーズが高まっている。

パソナグループが主催する留学生を対象にした合同企業説明会が4月11日、大阪市内で開かれ、約40ヶ国800人の学生が参加した。


製造業に加え、今年は外食や観光業界が初参加。

母国と日本の理解が深い留学生への期待は大きい。



[コメント]

2013年のデータですが、に日本企業に就職した留学生は過去最高の11,647人でした。

国籍別では中国が65%と最多で、韓国、ベトナム、台湾となっています。 (ヤマユウ)


2015.04.09


イオン ベトナムで大型施設向け清掃業開始

[2015.04.08 日本経済新聞web刊より引用]


イオンは、商業施設内での接客や、工場内の清掃などの施設管理を外部企業から請け負う事業をベトナムで拡大する。


2013年にサービスを始めた南部のホーチミンに加え、北部のハノイでも近く営業を始める。

イオングループの商業施設内などで培ったノウハウを現地のグループ外企業に提供。

17年度には現在の3倍の人員に増やし、収益の柱に育てる。



[コメント]

経済成長と共に、大型の工場や商業施設では、今まで自分達で行っていた清掃業務を外部の専門事業者に委託しだします。 日本も同じコースを歩んで来ましたよね。(ヤマユウ)



2015.04.07


水産加工業で外国人実習生枠拡大

[2015.04.06 佐賀新聞より引用]


東日本大震災後、水産加工業者の人手不足が深刻化している問題で、岩手、宮城両県は3月までに従業員50人以下の事業所で実習生の新規受け入れ上限を年間3人から6人に増やすため、沿岸部の構造改革特区認定を国に求めていた。

しかし受け入れ枠拡大は、岩手県釜石市の1社と塩釜市の4社のみとなった。



[コメント]

今回の申請で、石巻市や気仙沼市、岩手県大船渡市などについては、認定されませんでした。


理由は「過去3年間に外国人実習生が失踪したケースがあったから」ということです。


しかし、宮城県の担当者は、「企業の責任でないにも関わらず認定を受けられない自治体があったのは残念だ」と話しています。


ん? 「企業の責任でない」???  おかしいですね。

実習生の失踪事件を扱うメディアの記事を見ると「日本企業による賃金未払いや、過酷な労働(月に100時間を超える残業など)から逃れるために実習生が失踪」とされています。

これが真実であれば、宮城県の担当者コメントには矛盾があるわけです。


実は、私が知る限り実習生失踪の原因は、ほとんどが実習生側の事情で発生しています。

(全てだとは言い切れませんが)


この事情とは、概ねお金です。


実習生が現地(母国)を出国する際、その手配をしてくれる組織があります。

俗に「送り出し機関」と呼ばれている組織です。


送り出し機関は手続き費用として日本円で数百万(200万円~400万円が相場)の支払いを要求してきます。でも、日本人でも200万円なんて大金。

経済格差を考えれば出稼ぎ(実習生の実態)で日本に来る若者が持ってるワケなどありません。


したがって、兄弟・親戚縁者だけでなく友人・知人から借り入れをしてお金を工面するのです。


しかし、日本に来てからも実習生は大変です。

日本滞在を許される期間は3年。

その間に借金を上回る貯金しなければ、何をしに日本までやって来たのか無意味になるのです。


とは、思いつつも実習生は若者が大半。

中には遊びやファッションにお金を使ってしまって、予定とは異なる結果で3年目を迎える人も多い様です。


そんな事になると。。。

「仕方がない、逃げるか」ってな事になるのです。


宮城県の担当者の方が「企業の責任でない…残念だ」とした言葉は、それを証明しているのでしょう。


近く、実習生の日本滞在期間は3年から5年に延長されます。

だからと言って、貯金できる期間が増える分、失踪者が減るのでしょうか?


私は、期間延長は滞留する実習生の総数増加を意味しますから、ますます問題は大きくなるのではないかと心配です。 (ヤマユウ)


2015.04.03


クレディセゾン ベトナムで個人向けローン 

[2015.04.03 日本経済新聞(Web刊)より引用]


大手クレディセゾンは、ベトナムで個人向けの金融事業を始める。

ホーチミン市住宅開発商業銀行(HD銀)と業務・資本提携を結び、HD銀の子会社で二輪車や家電向けのローン事業を手掛けるHDファイナンス社に出資する。


今後はHD銀と共同でミャンマーなど近隣の東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国でのローン事業参入も検討する。



[コメント]

中国では参入も運営も難しかった金融事業もベトナムやASEANには将来性がありますね。

頑張れ日本企業! (ヤマユウ)


2015.04.02

 

ファストリ カンボジア取引工場で長時間労働か

[2015.04.02 日経新聞Web刊より引用]

 

人権問題の非政府組織(NGO)ヒューマンライツ・ナウ(東京)は、都内で記者会見し、カンボジアにあるファーストリテイリングの取引工場の一部で長時間労働などの問題があると指摘した。

 

賃金不払いで残業を強いたり、一方的に雇用契約を打ち切ったりする例があるという。

ファストリは同日、当該工場の調査を進め、問題があれば改善を求めていくとのコメントを出した。

 

 

[コメント]

最近の労働問題は、海をも越えて日本へやってくるんですね。

しかも委託先の工場とは。。。 (ヤマユウ)


2015.04.01

 

秋田大合格 医師めざし2年前に来日

[2015.03.31 apitalより引用]

 

医師不足に悩む一戸町の医学生奨学金を受けているベトナム人留学生のルー・ホン・ゴックさん(21)が、秋田大医学部に合格し、盛岡市内で稲葉暉町長や予備校の恩師らに支援に対して感謝を伝えた。

 

ゴックさんは2年前に来日。

日本語のほか、数学などの受験科目を学んできた。

 

町は医師になるまでの間、授業料や生活費を貸し付ける。

来日から大学卒業までの8年間で約2,000万円を見込むが、県立一戸病院など、町内の医療機関に同じ期間勤めれば返を免除する。

 

 

[コメント]

外国人に日本の人手不足を助けてもらうなら、この様な取り組みをお願いしたいですよね。

相互にメリットがあるのですから。 (ヤマユウ)