ベトナムを中心としたASEAN諸国の情報、外国人労働者(技術ビザなどで入国・技能実習生として入国)の話題まで、政府をはじめ法務省、外務省、厚生労働省、経済産業省、その他関連の省庁やメディアが公開した情報を引用して掲載します。 

2015年03月のベトナム・ASEAN関連、外国人労働者関連ニュース


2015.03.24


日本とASEAN 対サイバー犯罪で連携 

[2015.03.23 日本経経済新聞Web刊より引用]


政府はサイバー犯罪対策で東南アジア諸国連合(ASEAN)各国との連携を深めるため、啓発活動や専門人材の育成に乗り出す。


日本の関係機関が作成した犯罪啓発CMを各国に提供するほか、日本の大学や企業で短期間の留学生も受け入れる。

越境するサイバー攻撃への対応力を一段と強化する狙いだ。



[コメント]

現代の戦争は、陸・海・空ではなくサイバー空間で行われているも同然です。

信頼できる国同士が連携して、対抗する勢力から身を守るのは当然の事だと思います。(ヤマユウ)



2015.03.23


外国人不法残留者 増加

[2015.03.21 朝日新聞DIGITALより引用] 


法務省によると、今年1月1日現在の外国人不法残留者は約60,000人で、昨年より946人(1.6%)増え、1993年以来、22年ぶりに増加に転じた。


取り締まりの強化による不法残留者の減少傾向は続いてきたが、技能実習制度で来日した外国人が失踪して国内にとどまるケースなどが急増している。



[コメント]

以前から警告している通り、実習制度で来日する人数と不法残留者数は概ね比例します。

したがって、外国人不法残留者増加とは、実習生の増加なのです。
政府は、4月より実習生を雇用する日本企業を監視する法人を新たに新設します。

理由は、「実習生が失踪するほど、手荒な雇用をする企業があるから」だとしています。
でも、果たしてホントでしょうか?
確かに国内にはブラック企業が存在します。
海外から来た人にムチャな労働を課していた企業もありました。認めます。 


しかし、日本企業の労働条件も確認せずに人材を斡旋したのは、斡旋業許可を持っている日本の「組合」と称する団体です。
日頃の実習生サポートを怠り管理費を企業から毎月徴収しているのも「組合」です。

さらに、失踪目的で日本に人を送り込んでいる一部現地組織と提携しているのも、「組合」なのです。 
ですから、その「組合」を放置したまま、受け皿の企業を監視しても不法残留者数が減るとは、まったく思えません。

今後も不法残留者は増えるでしょう。不法残留者が増加すれば、必ず治安は悪化します。
我々は、しっかり施錠し、暗い夜道には気をつけなければなりません。(
ヤマユウ)


2015.03.16


ベトナムの超富裕層116人 10年後までの増加率は世界一

[2015.03.16 viet-joより引用]


英系不動産サービス大手企業が発表したレポートによると、2014年におけるベトナムの超富裕層(資産3,000万USD:約36億3,000万円以上)人口は、前年比+6人増の116人だった。


この超富裕層人口は、2014年から2024年までの10年間で+159%増の300人に達する見通しで、増加率は世界で最も高いとい。


なお、同レポートによると、2014年の世界における超富裕層人口は17万2,000人。総資産は22兆USD(約2,662兆円)。

世界で超富裕層人口が最も多い都市は英国ロンドンの4,300人余りで、2位は米国ニューヨーク、3位は香港となっている。



[コメント]

大阪は、きっとランク外なんでしょうね。。。(ヤマユウ)


2015.03.11


格安周遊券 ASEAN域内10カ国 約140路線 

[2013.03.10 SankeiBizより引用]


アジア最大手の格安航空会社であるエアアジア(マレーシア)は、ASEAN域内10カ国の約140路線を対象にした周遊航空券の販売を開始した。


今年末に予定されるASEAN経済共同体の発足に伴い、人やモノの往来が活発化することを見越し、域内を格安料金で周遊できる航空券の導入で利用客のさらなる獲得を図る考えだ。



[コメント]

日本から現地視察などに行かれる企業さんには朗報ですね。(ヤマユウ)



2015.03.11


外国人マネージャー 日本で育成しやすく 

[2013.03.10 日経新聞より引用]


政府は日本企業の国際展開を後押しするため、海外の生産拠点で働く外国人の技術管理職を日本で育てる新たな制度を導入する。


技能実習制度とは別に、海外子会社などの外国人従業員を日本の本社などに受け入れ、海外の生産現場を統括する知識や技術を

学んでもらう。
3月中に制度の骨子を固めたうえで、早ければ2015年度中にも導入することを目指す。



[コメント]

大変に良い制度ですが、日本への入国が簡素化されるワケですから、入国管理局は制度が悪用されないように、現地法人の実態調査や招聘(しょうへい)する企業の審査をシッカリお願いしたいですね。
(ヤマユウ)


2015.03.06


外国人技能実習生 受け入れ期間延長を閣議決定

[2015.03.05 日経新聞より引用]


政府は、外国人を日本国内に受け入れて働きながら学んでもらう「外国人技能実習制度」を拡充する外国人技能実習適正実施法案を閣議決定した。


技能実習の受け入れ期間を現行の最長3年から5年に延ばす。

同時に、外国人を低賃金で酷使するなどの不正を防ぐため、受け入れ団体や企業を監視する監督機関「外国人技能実習機構」を新設する。


また、入管難民法改正案も閣議決定し、外国人の在留資格を介護にも広げ、国内で介護に従事できる

ようにし、これらを今国会で成立させ2015年度中に施行する事を目指す。



[コメント]

全て事前の予定通り。

これで徐々に治安悪化が進行する事はほぼ決定です。


最近、ブラックな日本企業が、激安賃金でムチャな労働をさせた結果、外国人実習生が失踪し、犯罪者になるとしたストーリーを想像させる報道記事を見かけます。


確かに、この様なケースもあります。

しかし、そんな黒い企業はほんの一部。

失踪者の多くは、労働法に守られ雇用されています。

つまり、不法在留となるのは、最初から実習制度を手段として悪用したり、来日した後、魔が差して

逃亡する人がほとんどなのです。 (ヤマユウ)


2015.03.05


ベトナム農業に「日の丸」品質 高原で通年栽培 

[2015.03.05 日本経済新聞より引用]


ベトナム南部の高原都市ダラットで、日本の技術を使った「日の丸ブランド」の農業生産が進んでいる。


冷涼な風土を生かし、イチゴやレタスなど高品質な農作物を通年で栽培する試みだ。

価格は2~4倍だが、品質や安全性の面から現地では支持が広がる。

冷蔵輸送網の整備も始まり、周辺国だけでなく日本への輸出も視野に入っている。


[コメント]

ベトナム産って書いてある野菜とかだと、あまり抵抗を感じない気がします。

不思議ですねぇ。

コレが中◆産って書いてあると、少し覚悟する習慣が身についちゃってるんですよねぇ。


ちなみに写真の方は、「ベトナムで日本のイチゴを広め、農業技術でアジアに貢献したい」ってコトで、現地にて奮闘されているイチゴ農家の主の大塚良夫さん。

(vietnam-sketch.com 2012年2月号:ベトナムの日本人)


(ヤマユウ)


2015.03.03


外国人の起業 政府が要件撤廃で対日投資を後押し

[2015.03.03 日本経済新聞より引用]


政府は外国人が日本国内で会社を設立する場合のルールを3月中にも見直す。

会社の代表者のうち少なくとも1人が日本に居住していることを求めている要件を撤廃する。

起業家向け在留資格の要件も緩めることを決めており、外国人が日本で事業を始めやすい環境を整える。


居住要件の撤廃により、経営陣が外国人だけでも日本で会社をつくれるようになる。



[コメント]

一見、日本への投資が増加する良い話に見えますが、コレっていいの?


気になるのは「起業家向け在留資格の要件緩和」。

つまり、かなり長期間、日本の出入国が簡単(自由)になるってお話です。


今でも日本国内では、事態不明な海外資本の企業が犯罪(マネーロンダリング・窃盗・詐欺など)を

盛んにやってます。

彼らは帰る(逃げる)トコがあるから、加減を知りません。
「ヤバイ」となれば、スタコラ自国に戻っちゃいます。


納税をしない、オフィスが無人、業務実態が不明確、取引履歴が不明など、1年に2回ほど法務省がチェックしなければ、絶対に犯罪の温床となります。


ちなみに「外国人 会社設立」で検索してみてください。

キチンとした□△行政事務所から▲◆サービスまで、わんさか出てきます。


でも、そんなに日本で外国人が会社経営をしたいモンでしょうか?

皆さんの周辺で、起業をしたいと言ってる外国人はいますか?


「日本をいつでも出入国出来るビザが欲しい」って人なら 大勢いるでしょうが。。。(ヤマユウ)


2015.03.03


タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア 宅配トライアルを実施

[2015.03.02 Searchinaより引用]


日本の国土交通省物流部門は、3月2日から6日にかけて、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアのメコン地域4ヶ国を通るクロスボーダー国際宅配のトライアル輸送を実施する。


トライアル輸送のルートは下記2ルート。


・バンコク(タイ)~サワンナケート(ラオス)~ハノイ(ベトナム)

・バンコク(タイ)~プノンペン(カンボジア)~ホーチミン(ベトナム)


今回のトライアル輸送は、ASEAN地域におけるクロスボーダー国際宅配貨物輸送サービス構築の実現に向けた実証事業の一環として実施されるもの。


メーカー調達から消費者宅配のドア・ツー・ドア国際輸送までを網羅した同サービスのトライアル輸送を行うことで、オペレーション上の課題や効果の検証、また事業許認可といった各種制度・手続きの課題などを調査する。


現在ASEAN地域では、経済成長に伴う生活水準の向上を背景に通販事業やeコマース事業が開始され、宅配貨物輸送サービスに対するニーズが高まりつつある。

こうした中、同サービスを通じて日本の質の高い物流システムをアジアに展開することにより、日本の進出産業の円滑な事業活動を支援すると共に、アジア物流圏の効率化を進め、アジアの経済成長に貢献することが期待されている。



[コメント]

今まで中国への参入やアリア拡大に努力してきた日本の運輸関連企業。
昨今はぞくぞくとASEANに進出中。

エリアが区分され、許可取得に面倒な手続きと時間、利権がらみで莫大なお金を要する状況である中国には、複数の日本企業が進出する事が事実上不可能。また今後は、現地日系企業の物流も減少すると予想されています。
それに比べ自由度が高く、市場が拡大するASEANへの進出には大きな将来性があります。
(ヤマユウ)


2015.03.02

 

ヤギを食べた元技能実習生 懲役2年(執行猶予3年)

[2015.02.27 47NEWSより引用]

 

研究用に飼育されていたヤギを盗んで食べたとして、岐阜地裁はベトナム国籍の男2人に懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

 

「腹を満たすため、生きるために盗みを繰り返した」。

元外国人技能実習生(無職)は公判でこう供述した。

 

被告は月給20万~30万円、1日8時間で週5日勤務だとして長野県の農業会社に技能実習生として紹介された。

ところが、実際には1日20時間労働で給料は6万円程度。

寮は広さ2平方メートルの農機具庫で、風呂・トイレはなかった。

 

 

[コメント]

これでは騙されて奴隷になったも同然。

労働基準法違反どころの騒ぎではありません。

 

本件について被告のベトナム人は、失踪する前に相談しているはずです。絶対に。

その相談相手は「組合」。

 

「組合」とは、ベトナム人の技能実習生を、この農業会社に紹介し、毎月、実習生の管理費としてお金を受け取っている組織です。

 

「組合」は、JITOCO(公益財団法人国際研修協力機構)が管理・監督しており、全国に数百社あります。

それぞれ「ABC協同組合」などの名称で活動しています。 (ヤマユウ)

 

※全ての組合でトラブルが発生しているものではありません。