労使問題が増加する昨今、きちんとした対策をしておくのが事業主様の義務となっています。
法律の改正や成立など、労働や雇用に関するニュースをお知らせします。 

労働・雇用 関連ニュース


2015.05.29


菅官房長官 「雇用情勢は着実に改善」

[2015.05.29 毎日新聞より引用]



関西(大阪)で中小企業さんと共に仕事をしていますと、景気の回復の実感はさっぱりありません。


例年になく気温は高いのですが、経済はまだまだ低い状態だと感じています。


ところが雇用関係の指標は改善傾向。


菅義偉官房長官が定例記者会見で「情勢は着実に改善が進んでおり、賃金上昇となって経済の好循環に向けて動き始めている」と述べたと、朝日新聞DIGITALに記事が掲載されていました。


4月の完全失業率(季節調整値)は3.3%で前月3.4%から改善。

これは18年ぶりの低水準との事です。


また有効求人倍率(季節調整値)は1.17倍で前月から0.02ポイント上昇。

こちらは1992年3月以来、23年1カ月ぶりの高水準との事です。 (シバシン)


2015.05.27


「管理職になりたい」女性は12.9%

[2015.05.26 SankeiBizより引用]



政府は「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%以上にする」としてさまざまな取り組みを実施しています。


ただ、依然として男性が育児や家事をする割合や時間は少なく、結果的に働く女性が犠牲になっている様に思います。


また、出産となれば体を気遣う必要もありますから、仕事との調和が難しい時期があると思います。


この様なことが原因ではないかとして、管理職を望む女性は13%以内に留まったとの記事が(SankeiBiz)に掲載されていました。(男性が管理職を望む割合は54.6%でした)


管理職ではない女性正社員のうち、課長相当になりたいと望む人は7.6%。

部長相当だと2.7%、役員だと2.5%。

71%が「今の役職(非管理職)のままでよい」と答えています。


全員の方が家事や出産との兼ね合いで今の役職を希望しているわけでは無いと思いますが、政府の考えと実態にズレが生じている事がわかります。


ちなみに我が家では、妻が「指導的地位」に君臨しています。 (シバシン)


2015.05.26


民主と維新が共同提案 同一労働同一賃金法案

[2015.05.26 毎日新聞より引用]



正規、非正規の雇用条件を問わず、同じ仕事をすれば同じ賃金。

理想ですが、なかなか困難だと想像します。


たとえば、本当に同じ仕事でも「責任が異なる」と指摘されれば、これをもって“同じ仕事”と解釈できるでしょうか?
つまり、仕事の外見だけで比較出来ない側面があるからです。


2015年5月25日、民主と維新は、労働者派遣法改正案への対案となる「同一労働同一賃金法案」を共同提案する方針を決めました。

ただ、この「共同」には安全保障関連法案に関連した「領域警備法案」の共同提出や国会成立を目指す農協改革関連法案への連携との兼ね合色濃く、党利党略な側面が拭えないと感じます。(シバシン)


2015.05.26


民主・維新が共同提案 同一労働同一賃金法案

[2015.05.25 日経新聞より引用]



大手企業は多くの人材や資金があるので、さまざまな設備や仕組みを構築できます。

しかし、中小零細は簡単に拡大や方針転換が出来ないものです。


2016年の秋を目処に、国際標準化機構(ISO)は企業などが労働者の健康と安全を確保できる体制を持つことを認証する国際規格を新設するとしました。


ISOと言えば生産現場における品質管理や環境の分野の規格だとされていましたが、それが労働環境にも広げられます。


ただ、取得にはそれなりの時間とコストが必要である事と、認証を継続するための費用が高額になる事は間違いないと思えば、この制度が良いとは言えない気がします。(シバシン)


2015.05.25


黒田日銀総裁 労働人口減は大きな脅威

[2015.05.25 時事ドットコムより引用]



日本は超高齢化社会。

労働人口の減少に伴って内需が低迷。

もちろん経済にも大きな影響が及びます。


具体的には、購買者が減るのですからデフレに向かいます。


ん??? ホント?


お金の量がそのままだったら、インフレになるのでは?

経済学者でも意見の別れるところです。


日銀の黒田東彦総裁は、ポルトガルで開催された欧州中央銀行の会合で講演。

日本が少子高齢化に伴う労働力人口減少で潜在的な経済成長力に対し、「大きな脅威となる」と指摘しました。

それに対抗するには、女性や高齢者の労働参加率を高める事と、労働生産性の引き上げを指摘しています。


ところでご存じでしょうか?

日本の労働生産性。

実は、破綻騒ぎとなっているギリシャよりも低いのです。

OECD加盟国の比較だと、2013年時点で21位。


原因の一部は、働いても低賃金であるデフレだと言われています。

また、デフレ状態での経済成長は見込めませんので、緩やかなインフレを期待します。 (シバシン)


マイナンバー大阪

2015.05.22


バス運転 待機は「労働」 福岡地裁

[2015.05.21 日経新聞Web刊より引用]



バスの運転手、運行の合間の待ち時間は労働時間?

北九州市営バスでは運転手の待機中賃金は支払われず、1時間当たり140円の「待機加算」が支給されている状態でした。


この問題について福岡地裁は「運転手は労働から解放されておらず、使用者の監督下に置かれていた」として労働時間であると認定。

市営バス側に対して、運転手ら14人に未払い賃金、約1,240万円を支払うよう命じました。 (シバシン)