2016.04.11
「ゼロ エネルギービル」を全国へ 総額40億円 補助金
[2016.04.11 スマートジャパンより引用]
ようやく清々しい季節到来ですが、しばらくすればセミが鳴き出し、今年も暑い夏がやって来ます。特に大阪の夏は湿気も高く不快。
エアコン無しでは過ごせません。
この度、2030年までに新築のビルの平均で「ゼロ・エネルギー」を実現する目標に向けて、政府が016年度の補助金の公募を開始したと、スマートジャパンのサイトが記事にしていました。
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ビル全体のエネルギー消費量を基準値から50%以上削減することが条件で、全国8つの地域に分けて新築・既築・
増改築の建築物から補助金の交付先を選ぶとの事です。
エネルギー消費のピークは夏。
そう、エアコンの稼働率(つまり気温の上昇)に比例します。
是非論は別にして、原発の稼働が制限されれいる現在、夏はエネルギーが切迫します。
…と電力会社は言ってます。
したがって「ゼロ・エネルギー」の取り組みは、誠によろしいと思いますが、そんなチマチマした方法より、全てのビル屋上の緑化を義務化したり、コンクリートなどを出来るだけ緑化する取り組みの方が、よほどエコだし効果が高いのではなかろうかと考えたりします。
また、ビルだけでなく特定の人しか使用しないテニスコートなどを思い切って芝生にして植樹をすれば、近隣の子供やお年寄りにも開放されるなどのメリットだけでなく、外気温は確実に下がります。
(テニスを否定しているのではありません)
植物が枯れ、放置された中央分離帯などの再生も、蓄熱効果軽減となるだけでなく街の美化にもなるでしょう。
このあたりにも、補助金や助成金が出れば良いと思います。